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2024/08/01不動産売却のタイミング
八ヶ岳ライフ株式会社の朝倉宏典です。
不動産売却をお考えの皆様に向けてお送りしているお役立ちコラム。今回のテーマは「不動産売却のタイミング」です。ぜひご一読ください。
競合物件の動向を注視しよう
お客様から、よく「今って売り時なの?」とのご質問をいただきます。
正直申し上げると、経済市況は非常に読みづらく、我々プロでも正解が分かりません。そのため、「売りたいと思った時が売り時」という月並みな回答を差し上げることもあります。しかし、数か月単位のミクロ視点での「販売活動を始めるベストなタイミング」には、ある程度の指針がございます。
買主様の視点と競合物件
買主様は売主様の不動産のみならず、周辺の不動産とも比較して購入を検討します。学校区の関係でエリアを限定しマンション・戸建両方を検討される方、戸建限定だが広いエリアを見ている方など、比較の仕方は様々です。その中から売主様の不動産を選んでいただくには、競合物件よりも魅力的である必要があります。
魅力を出すポイント
魅力を出せるポイントとしては、価格が安い、眺望がいい、間取りが使いやすい、など様々あります。しかし、価格以外は大きく変えることが難しいため、価格をやすやすと下げることも難しい場合があります。そのため、競合物件がご自身の不動産より優れている場合は、販売を一旦見送るという判断も必要です。
例えば、ご自身の不動産より優れた物件と同時期に販売を開始したとします。間取りや眺望がすべて競合物件に勝っている場合、価格を下げるしか差別化の方法がありません。しかし、売却事情により価格を簡単に下げられない場合、競合物件が先に成約し、ご自身の物件は販売期間が長期化する可能性が高まります。
競合物件を把握する重要性
こういった事態を避けるためには、「現在販売されている競合物件」を把握することが重要です。すべての買主様の趣向を考え、すべての競合物件を把握することは不可能ですが、まずはご自身の不動産と同一エリアにある販売中の物件を確認しましょう。
「販売活動を始めるベストなタイミング」を見極めるためには、現在販売されている競合物件の動向を注視することが大切です。この見極めがしっかりできないと、相場を下回る金額になったり、売却までに想定以上の期間がかかることがあります。逆に、見極めがしっかりできれば、相場以上の金額での売却を実現することも可能です。
ご相談はお気軽に
「自分のケースだとどうなの?」と気になる方、最適なタイミングでの不動産売却をご検討ください。その他のご質問やご相談も、お気軽にお寄せください。