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2024/09/02販売活動の見直し
不動産売却をお考えの皆様に向けてお送りしているお役立ちコラム。
今回のテーマは「価格を下げたり、販売活動の見直し」です。ぜひご一読ください。
内覧が入らない場合の対処法
いつでも買主様が内覧できるよう部屋を片づけ、不動産会社から内覧希望の連絡を待っているけれど、1ヶ月・2ヶ月と中々内覧が入りません。
じりじりしている内に不動産会社からは、「価格が相場より高いから下げましょう」と提案が入ります。
ただ、ちょっと待ってください。もちろん、価格を下げることで今まで予算の範囲外だった買主様を見つけることはできるかもしれません。ただ、売主様にとっては大切な資産ですので、そう簡単に価格を下げたくないのが心情というものです。今回は内覧が入らない場合、どのような対処方法があるかをお伝えします。
1. 不動産会社の販売活動が十分か確認する
まず初めに不動産会社の販売活動が十分か確認しましょう。適切な相場で、適切な販売活動が行われていれば、特殊な物件でない限り内覧が入らないということは考えにくいです。
2. ポータルサイトで使用されている写真を確認する
ポータルサイトの問い合わせ率は、掲載している写真が大きな要素を占めると言われています。試しに、ポータルサイトで近隣の新築戸建を見てください。きらびやかな写真やキャッチコピーが使われているかと思います。そういった物件と比較されるため、写真をしっかり撮り対策をしましょう。
- 掲載写真は最低5枚以上
- 晴れた日の撮影
- 外観撮影は角度を変えて数パターン(面している道路も映るように)
- 全部屋撮影(特にリビングは別角度で数枚撮影)
- 水回り撮影(特にキッチンは別角度で数枚撮影)
- 家の中からの眺望を撮影
- お庭も撮影
- 近隣の施設も(コンビニ、スーパー、病院、学校等)
- 暗い写真はNG
- できれば広角レンズで
この中で、ご自身の不動産のマイナスポイント以外はできるだけ網羅してください。
3. 販売時期をずらしてみる
近隣で競合となる物件が安価で売りに出されている場合、売却時期が明確でなければ一度取り下げて時期をずらしてみるのも一つの方法です。ただ、その競合物件も販売が長期化し、その間に市況が変わるリスクもございますので、お気を付けください。
4. 不動産会社を変えてみる
売主様がどれだけ気を揉んでも、(1)~(3)は不動産会社が行います。お願いしてもやってくれなかったり、時間がかかったり、誠意をもって取り組んでくれない場合、不動産会社の切り替えも一つの方法です。
価格を変更する以外にも、対策はこれだけございます。ご自身が納得されるまで対策し、それでもダメだった時に価格変更をご検討していただければと存じます。