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2024/09/12不動産売却の流れ
不動産売却を考えている皆さん、今回は「不動産売却のお金の流れ」を分かりやすくご紹介します。大切な資産を売却する際、どのようにお金が動くのかを理解しておくことで、安心して手続きを進められます。ぜひ最後までお読みください。
STEP(1)不動産会社と「媒介契約」を交わす
まずは、不動産会社と媒介契約を結びましょう。媒介契約を結ぶことで、不動産会社が購入希望者を探すサポートをしてくれます。契約時に発生する主な費用は以下の通りです:
- 仲介手数料(売買価格の3~5%)
- 契約書作成費用
- 収入印紙代
- 測量費用
- 登録免許税および司法書士手数料
これらの費用は確定申告の際に必要になるため、領収書を保管しておきましょう。
STEP(2)売主・買主間で「売買契約」を交わす
購入希望者が見つかったら、売買契約を結びます。この契約の際に買主から手付金を受け取ります。手付金は一般的に売買価格の10%です。契約後に売主側が契約を破棄する場合、手付金の2倍の金額を返還する必要があるため、慎重に判断しましょう。
STEP(3)残りの代金は引き渡し・決済で支払われる
売買契約が締結された後、買主から手付金を差し引いた残りの代金を受け取ります。決済方法は「銀行振込」か「現金手渡し」です。決済と同時に引き渡し手続きを行い、必要な書類を準備します。
- 権利証(登記別情報)
- 実印
- 固定資産税納付書
- 領収証
- 印鑑証明証
- 抵当権抹消書類
- 物件の鍵
- 管理規約書
住宅ローンを利用している場合、抵当権抹消の手続きも必要です。
STEP(4)確定申告
不動産売却が完了したら、翌年の2月16日~3月15日の間に確定申告を行います。売却利益は「譲渡所得」として課税されるため、申告を忘れずに行いましょう。不動産売却にかかった経費は譲渡所得から差し引くことができますので、領収書を保管しておきましょう。
また、「3,000万円の特別控除」や「買い換えの特例」などの節税対策も確認しておくと良いでしょう。詳細は国税庁のホームページでご確認ください。
まとめ
以上が不動産売却のお金の流れです。主に必要なのは「不動産会社に支払う費用」「手付金」「残代金」の3つです。お金の動きを理解することで、スムーズに不動産売却を進めることができます。皆さんの不動産売却が成功することを願っています。