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2024/09/19不動産売却つなぎローンのすすめ
不動産売却をお考えの皆様に向けてお役立ちコラムをお送りいたします。今回は「資金調達が必要なら「不動産売却つなぎローン」がおすすめ?」というテーマです。ぜひご一読ください。
「子どもが家から自立した」「相続によって受け取った家を手放したい」といった理由で、不動産売却を検討していませんか?
現在の住宅を売却して新たな住宅を手に入れたい場合、売却と購入のタイミングが合わないことがあります。購入したい家が先に見つかり、資金が準備できない場合には、「不動産売却つなぎローン」が役立ちます。不動産売却までの期間に代わりとなる資金を用意できるこのローンについて詳しく見ていきましょう。
(1)不動産売却つなぎローンとは?
不動産つなぎローンとは、売却予定の不動産を担保に資金を借り入れるローンのことです。住宅を購入するためには頭金が必要ですが、不動産売却が済んでいないと購入資金を準備できない場合があります。そんな時に不動産つなぎローンを利用すれば、まだ住宅を売却できていなくても資金を借り入れできます。
不動産つなぎローンの魅力は「欲しい住宅を購入したい」「希望価格で住宅を売りたい」という2つのポイントを考慮し、安全に不動産購入・売却ができることです。個人および法人利用が可能で、住居だけでなくビルなどの売却・購入にも適用できます。
(2)不動産売却つなぎローンを利用するメリット
不動産売却つなぎローンのメリットは次の通りです。
- 売却期間を確保できる
- 返済に必要なのは利息だけ
このローンは、不動産売却と住宅購入の期間をつなぎ、無理に売却を急ぐ必要がなくなります。借入金は不動産売却費用から支払うため、実質的にかかるのは利息のみで、年率3~5%程度です。住み替えのタイミングがうまくいかない時に役立ちます。
(3)不動産売却つなぎローンを利用するデメリット
便利な不動産売却つなぎローンですが、次のデメリットもあります。
- つなぎ融資を取り扱う金融機関が限られている
- 融資期間内に売却できない場合がある
- 必ず希望額で売却できるわけではない
つなぎローンを利用できる金融機関は一部に限られています。また、希望価格で売れるかどうかは運やタイミングに左右され、融資期間内に売却できないこともあります。
(4)デメリットを避けるコツとは?
デメリットを回避し、スムーズに希望価格で不動産を売却するためには、以下の方法を検討しましょう。
- 実績豊富な不動産会社を探す
- 売り先行で動く
- 贈与の援助を受ける
例えば、実績豊富な不動産会社を見つけることで売却価格が上がりやすくなります。また、先に不動産売却が済めば、ローンを組まずに住居を購入できます。さらに、「住宅取得等資金の非課税制度」を利用すれば、最大3,700万円まで非課税で援助を受けられます。
以上、不動産売却つなぎローンについてご説明しました。タイミングが合わない場合には役立つローンです。ぜひご参考にしてください。