お知らせNEWS
2024/09/24不動産売却~家・土地を売る方法~
不動産売却を行いたいけど、どのように動けばいいか分からないとお悩みではないでしょうか。
確かに不動産売却は、人生で一度あるか・ないかという大きなイベント。初めて経験する人ばかりなので、動き方が分からないのは仕方がないことです。
ただ、やるからには失敗したくないですよね。そこでまずは、不動産売却のやり方を6つの手順に分けて紹介いたします。どのように不動産売却を行うべきなのか、そのやり方を詳しくお伝えさせていただきます。
ステップ(1)相場を調べる
まずは、自身が売ろうとしている住宅の相場を調べましょう。相場を調べる理由は「ステップ(2)」で探す不動産仲介会社の査定額が妥当なのか、判断する材料となるからです。
家の相場を調べたいのなら、SUUMOといったポータルサイトを利用して、住宅と似た条件の物件価格を参考にしてください。完全に同じ条件の家は見つからないため、似た物件の価格をいくつかピックアップして平均価格を出すのがおすすめです。
また、土地の相場を調べる際には、国土交通省が公開している「国土交通省地価公示・都道府県地価調査」が参考になります。市町村および番地を含めて詳しい地価を調べられます。
ステップ(2)不動産仲介会社を探す
次に、不動産売却を依頼する不動産仲介会社を探しましょう。不動産仲介会社を探す際には、実績や口コミ評価などが参考になります。あわせて住宅の査定をお願いすれば、どの会社の査定額が高いのか比較検討できます。傍から見れば同じような不動産仲介会社だったとしても、異なるポイントがいくつもあるので、なるべく複数の会社を比較することが重要です。
無事に不動産仲介会社が決まったら、売却作業を代行してもらう「媒介契約」を締結します。媒介契約では、どのような条件で不動産を売るのか、成約した際に不動産会社に支払う報酬について確認したのち、媒介契約書を取り交わします。
ステップ(3)販促活動・内覧対応を行う
媒介契約を交わした後は、不動産が売れるまでの作業を、不動産仲介会社に任せることができます。不動産仲介会社は、不動産が希望価格で売れるように、次のような販促活動を行ってくれます。
- インターネット広告
- 店頭広告
- チラシ投函
また、不動産の買主候補者が現れた際には、内覧対応が必要です。売却する不動産がすでに空き家なら、不動産仲介会社のスタッフが対応してくれます。ただし、まだ売却する不動産にお住まいなら、不動産仲介会社および売主(あなた)も同席して内覧に対応するケースもあります。
ステップ(4)売買契約を結ぶ
無事に買主が決まったなら、売主(あなた)と買主で「売買契約」を取り交わします。売買契約とは、売主が引き渡し日に不動産の所有権を移転することに対し、買主が不動産の代金を支払うと誓う契約のことです。
売買契約は民法で規定されている契約手法であり、不動産売却を行う際に必ず取り交わします。ちなみに売買契約では、売却価格の5~10%を支払う「手付金」が支払われ、残りの代金は「ステップ(5)」の引き渡しの際に支払われます。
ステップ(5)不動産を引き渡す
売買契約を締結したら、以下に示す手続きを済ませたのち、不動産の引き渡しを行います。
- 手付金を除く残りの代金の支払い
- 所有権移転手続き
- 抵当権の抹消手続き
また売主(あなた)は、売買契約から引き渡しまでの間に、売却する住宅内の荷物をすべて移動しなければなりません。引越し業者もしくは処分業者に依頼し、不要な荷物を残さないように気を付けてください。
ステップ(6)確定申告する
基本的に「ステップ(5)」で不動産売却の流れは完了します。ただし、不動産売却によって得られたお金は、まるまるすべてを受け取れるわけではなく、一部を税金として納税しなければなりません。
不動産売却が完了した翌年の2月16日~3月15日において、確定申告が必要になるのでご注意ください。ここで納税するのは、不動産売却によって得られた「譲渡所得」にかかる「所得税・住民税」です。確定申告を行わなければ、のちほど追加で税金を請求される「追徴課税」が行われるため、必ず実施すべきものだと覚えておきましょう。
また、会社員として働いている場合、所得税・住民税が変動します。会社員の給料と調整が必要になるため、年末調整の書類作成に合わせて担当者に確定申告のことを伝えておくのがおすすめです。
以上、不動産売却のやり方を6つの手順で説明いたしました。初めて不動産売却を行う人も多いため、事前知識のありなしで、その後の動きが大きく変化するでしょう。手間取ることなく希望どおりの価格で不動産を売却するため、ぜひ本メルマガを参考にしてください。