お知らせNEWS
2024/10/01不動産売却 よくある質問まとめ
不動産売却をお考えの皆様に向けて、お役立ちコラムをお送りします。不動産売却を検討されている方にとって、疑問や不安を解消する一助となれば幸いです。
質問(1)不動産売却の前に準備すべきことは何ですか?
不動産売却では、不動産仲介会社を通じて住宅や土地を売却します。このとき、物件や土地の情報がなければ販売価格を決められないので、なるべく次の資料を準備しておきましょう。
- 登記識別情報
- 土地の権利証
- 土地の測量図面
- 建物の図面
登記識別情報は法務省で発行してもらえます。その他の資料は自宅で保管されているか、担当する司法書士が管理しています。スムーズに契約を進めるため、各種資料を集めたうえで、不動産仲介会社を探し始めてください。
質問(2)売出価格はどうやって決まりますか?
不動産売却を行う際には、売主が所有する建物や土地に値段をつけて買主を探します。このとき設定する売出価格は、売主の希望価格や査定価格をベースに、以下の項目も踏まえて決めていきます。
- 不動産の「市場価格」
- 物件の「特性」
- 買主希望者の「ニーズ・要望」
- 不動産仲介会社の「スキル・経験」
不動産仲介会社から査定価格を出してもらった後、売主の希望価格を参考に調整するのが一般的です。相場よりも高く設定してしまうと売れにくくなる場合もあるため、妥協が必要なケースもあります。
質問(3)家に住みながら不動産売却を行えますか?
多くの方が住みながら不動産売却を行っています。住み替え先を探しつつ不動産売却を始められるので、空白期間を作らずに済みます。ただし、以下の点に注意が必要です。
- 売主が内覧対応を行う必要がある
- 引き渡しまでに家具や家電を移動・処分する必要がある
住み替え済みの人よりも忙しくなりやすいため、計画的に進めましょう。
質問(4)不動産売却をする際にはどういった費用がかかりますか?
不動産売却には以下の費用がかかります。
- 仲介手数料
- 司法書士報酬
- 印紙税、所得税、住民税
さらに、場合によっては測量費用やリフォーム費用が必要になることもあります。不動産仲介会社に相談して見積もりを出してもらいましょう。
質問(5)不動産売却を行った際には「確定申告」が必要ですか?
不動産売却を行った翌年の2月16日から3月15日の間に確定申告を行う必要があります。譲渡所得に関する所得税と住民税を申告してください。不動産売却にかかる費用は経費として計上できるため、レシートや領収証を保管しておきましょう。国税庁のホームページで減税措置の情報も確認しておくと良いでしょう。
質問(6)売却できるまでにどれくらいの期間が必要でしょうか?
一般的には3ヶ月から6ヶ月で不動産売却が完了します。ただし、売出価格が高すぎたり、不動産仲介会社が積極的でなかったりすると、6ヶ月以上かかる場合もあります。相場価格に基づいた妥協と、不動産仲介会社の比較検討が重要です。
売却の不安を解消して動き始めたいとお考えなら、ぜひ参考にしてください。