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2024/10/03不動産売却時のライフライン解約ガイド
不動産売却を進める際、自分が所有する権利や契約、荷物をすべて放棄・処分し、買主に引き渡さなければなりません。この際、電気やガス、水道といったライフラインの解約時期について悩むことはありませんか?
解約が遅れると引き渡しに間に合わなくなるかもしれません。また、早く解約しすぎると生活に支障が出ることもあります。そこで今回は、不動産売却におけるライフラインの最適な解約タイミングについて解説いたします。
住み替え後すぐの解約はおすすめしません
不動産売却の前に住み替えが完了している場合、そのタイミングでライフラインを解約したくなるかもしれません。しかし、早すぎる解約は売却にマイナスな影響を与えることがあります。その理由を「電気」「ガス」「水道」に分けて説明いたします。
◆電気の解約タイミング
電気の解約は、買主が決定した後に行うのがベストです。内覧時に空調設備や照明が使えないと、買主候補に悪い印象を与えてしまう可能性があります。快適に内覧してもらうためにも、買主が決まるまでは電気を契約したままにしておきましょう。
◆ガスの解約タイミング
ガスは内覧や住宅の維持管理に影響しないため、任意のタイミングで解約して問題ありません。住み替えが早く完了する場合、そのタイミングに合わせてガスを解約してください。
◆水道の解約タイミング
水道の解約も、買主が決定した後がベストです。水道を止めると下水の臭いが上がってくる、不動産売却中の清掃ができなくなる、水道管凍結の恐れがあるなど、住宅の維持管理に支障をきたす可能性があります。買主が決まるまで、水道は解約しないようにしましょう。
ライフラインの解約手続きには1週間程度かかる
ライフラインの解約手続きは、インターネットや電話で開始でき、約1週間程度の時間がかかります。解約時に基本的に立ち合いは不要ですが、屋内にメーターがある場合は立ち合いが必要です。
内覧を考慮すると、ライフラインの解約は買主が決まった後に行うのが最適です。快適な内覧環境を提供し、スムーズに不動産売却を進めるためにも、ぜひ参考にしてください。